トルコ一人旅ガイド

 5日目(2009年8月13日)

 カッパドキアツアー2日目

セメリ修道院
セメリ修道院
ウフララ渓谷
ウフララ渓谷
Nar Lake
Nar Lake
 AM9:00。早めにチェックアウトをホテルののロビーで待つことにした。そして、AM9:20になってからはホテルの外で迎えを待つ。迎えが来ない...。ここにきて騙されたか...。途方にくれていたAM10:15。昨日とは違うマイクロバスがクラクションを鳴らし自分の待つ場所から少し離れた場所に停車する。
 半分、いや90%今日のツアーをあきらめていたところだったので、自分の迎えか半信半疑になっていたので、自分の動きが遅い。そうすると、マイクロバスの後部ドアが開き、昨日の韓国人家族のお父さんが顔を出した。
 バスは一旦、ネヴェシェヒルのオトガルに着き、鞄を旅行会社のオフィスに預ける。そして、バス2台でカッパドキア南部のツアーに向かう。1台のバスにヨーロッパ系の客が乗り込み、もう1台にアジア系の客が乗り込む。アジア勢は、ほとんど前日と同じ構成で、日本人は私を含め3名で残りは韓国人であった。バスの中は韓国語の嵐。これがDVDなら字幕が出るところだが、さすがにリアリティーの世界には字幕がない。何を言っているのか皆目見当がつかない。
 
 ツアーはアーズカラハン隊商宿~セメリ修道院~パノラマ台地~ウフララ渓谷~Nar Lake~デリンクユの地下都市などを見学する。ウフララ渓谷では渓谷を3kmほど歩き、その渓谷美を堪能する。
 昼食はウフララ渓谷のレストランで食べる。私の席は、私以外は韓国人。会話がまったく分からない...。そのうち、隣の女性が昨日のディナーショーで私が踊らされるのを見たと言ってきた。こんなところで、昨日のことが蒸し返されるとは...。



 夜行バスでパムッカレへ

オトガルの日没
オトガルの日没
 ツアーバスは最後の見学場所を出発すると、順次ホテルに立ち寄りツアー客をおろして行き、最後にネヴェシェヒルのオトガルにPM6:00頃着いた。オトガルでは、韓国人家族と少し会話などをしてこの後の、パムッカレ行きのバスを待っていた。韓国家族もこのあと夜行バスでパムッカレに行くのだが、彼らのバスはPM9:00で私のバスはPM8:00。PM7:00頃、韓国人家族は食事を取りに行くとのことだったが、私は出発まであと1時間をきっていたのでオトガルで待つことにし、メールアドレスの交換などをしいつかの再会を約し別れることにする。
 オトガルをぶらぶらしていると、昨日のツアーガイドであるC氏が近づいてきて、これからの私の旅の予定を聞いてき、パムッカレのツアーやエフェスのツアー、デニズリからセルチュクまでのバスの手配、セルチュクからイズミール空港までのバスの手配など一括して請負うとといってきた。ツアーはともかく、移動に関しては余計なことを考えずに観光ができるので、これを受けることにした。慌しく、手続きをし、C氏の名刺の裏にこれからのツアー等のガイドの氏名と連絡先を書いてもらい、バスに乗り込んだ。

 バスは大手バス会社METOROで、70%ぐらいの乗車率であった。ただ、ネヴェシェヒル~デニズリのバスは、それぞれが始発と終着の直行便ではなく、数箇所のオトガルを経由して行く為、しばらくすると、ほぼ100%の乗車率になった。
 バスは、2~3時間ごとにドライブインに立ち寄る。ドライブインにはレストランや、コンビニのような店が深夜でも営業している。車内では、飲み物のサービスなどがあるが、日本の高速や高バスのような3列の座席ではなく、普通の観光バスというところで、十分に寝ることができない。








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