


アナトリア西部を支配するアレキサンダー大王の急死後、その重臣リシマコスがこの地を支配するがシリアとの戦いで戦死すると、その代官であったフィレタイロスがペルガモン王朝を築いたのである。
その後、ローマ帝国の属州となったが、自由都市として繁栄を続けたが、ローマ帝国の衰退とともに、この地も衰退していった。
現在、ベルガマ市街を挟み、北部にはアクロポリス(Akropolis)、南部にはアスクレピオン(Asklepion)の遺跡が残る。
アクロポリスは山の頂に上市、中腹に中市、麓に下市と3つの区域に分かれている。上市は王宮などがある場所で、中市にはギリシャ系住民、下市には非ギリシャ系住民が住んでいたとされる。中市と下市は発掘の途上であるため、ツアーコースでは上市のみを回ることが多い。
アクスレピオンは医術の神アクスピオンを祀った場所で、医療施設の役割も果たしていた。しかし、ここで治療を受けられるのは治る見込みのあるものだけで、神域に入る前に予診が行われていたとされている。

ベルマガのオトガルは市街から8kmほどはなれたところにある。そのため、市街に直接入る長距離バスはないため、タクシーかバスで市街に入ることになる。
【各地からのバスの所要時間(目安)】
出発地 | 所要時間 |
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イズミール | 2時間 |
チャナッカレ | 4時間30分 |
アイワルク | 1時間30分 |

【
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【クズル・アウル】(地図⑥)
【競技場】(地図⑦)
【劇場】(地図⑧)
【アスクレピオン】



